秋山祐輝さんは、以前海外旅行に出かけた際に使用したキャセイパシフィック航空の男性CAに刺激されて航空業界に興味を持ち、NZSTの14週間のフライトアテンダントと6週間のツーリズムの20週間のコースを修了されました。日本のエアラインは現在積極的に男性の客室乗務員を採用しています。将来航空業界への就職をお考えの男性の皆様に、祐輝さんの体験談を是非参考にしていただきたいと思います。
1. コースの詳細
国際客室乗務員コース14週間+6週間の観光コース
2.コース開始日/修了日
開始日:14 Jan 2019
修了日:07 Jun 2019
3.NZSTを留学先に選んだ理由は?
大学の留学プログラムに、将来進みたいと思う航空業界に特化したプログラムがなかったので、FAになるための学校をネットで検索しNZSTを見つけました。大学1年の時、海外旅行に出かけた際に使用したキャセイパシフィック航空の男性の客室乗務員がカッコ良かったので、自分もFAになりたいと思うようになりました。
4.実際にコースに通って、渡航前の想像と違う点はありましたか?
学校に通う前は、授業内容をよく把握していなかったのではっきりしたビジョンは持っていなかったですが、通ってみると、FAになるために必要な様々なカリキュラムが組まれていて、世界のエアラインの勉強から、実際の飛行機の模型を使ってのミールサービスなど、とても充実していました。
5.留学中にどのような時に言葉の壁を感じましたか?またそれをどのように克服しましたか?
恐らく授業についていくのは大変かと思い、事前に英語の勉強はかなりやりました。そのおかげで話している内容はほぼ理解できましたが、それでも航空用語は難しくて先生やクラスメートに何回も聞き直したりして覚えました。先生は何でもわからないところは聞いて良いからねと事前に言ってくれていましたし、クラスメートも親切に教えてくれましたので苦にはなりませんでした。
6.カリキュラムはいかがでしたか?お気に入りのクラスや、特に役に立ったクラスはありますか?
観光業のクラスのSchool trip で、ロトルアに行ったりアボリジニーの文化に触れたりしたのが印象に残っています。また、出席率や成績の良かった生徒だけ進めるPractical course があり、泳げないお客様を助けるための水難訓練や、ケータリングサービスなどの実践的な訓練がすごくためになりました。
7.課外活動や週末の過ごし方も含めて、印象に残るエピソードはありますか?
仲良くなったクラスメートの家に誕生日パーティーで呼ばれて、現地の家庭も垣間見ることができました。また、週末は友達とCityに飲みに出かけたりもしました。 皆で持ちよってランチを食べるShare lunchという機会があって、クラスメートが食べる前にマオリのお祈りしていたのが印象に残っています。
8.留学中に出会った先生、ホストファミリーや仲良くなったお友達について教えてください。
クラスに2人しか男子学生がいなかったので、まずその二人と仲良くなりました。一人はサモア系のニュージーランド人で、もう一人はインド系のサモア人でした。そこから女子とも仲良くなって、最後はたくさんの友人ができました。ホストファミリーは話し好きで、健康にも気を使ってくれました。とても美味しかったけれどお魚や野菜中心の食事だったので、たまにビーフが食べたくなって夜食に食べたりしました。
9.これからエアライン留学をされる人たちのために、NZSTを選んで良かったと思う点や渡航前にしておいた方が良いことなど教えてください。
英語は絶対勉強しておいた方がいいですね。特に単語を覚えるのは頑張っておいた方がよいと思います。また、自分から積極的に話しかけることも大切です。
10.この留学を体験してよかったと思いますか?また今回の留学体験を将来どのように活かしたいと思いますか?
日本に帰国する時に帰りの飛行機で、CAさんが救命道具のデモをしていたのを見て、自分も訓練したのでできると思いました。コース終了後に3か月フラットを借りて、高級日本料理屋でアルバイトをしました。ほとんど地元の方しか来ないレストランだったので、英語での接客に自信が付きました。CAになりたいとは思っていましたが、現在は、空港の税関職員にも興味があります。バックグラウンドの異なる友人をたくさん作って、外国の文化を学べたらいいなと思っています。